vol.29 ふるさと納税をして確定申告が必要な人はどうすれば?

ふるさと納税はワンストップ特例を選択してなければ確定申告が必要です!

vol.24でもお話しました「ふるさと納税」をされた方で、ワンストップ特例を選ばれた方は問題ないですが、そうでない方は確定申告をしないと税金がもどらないので準備をしましょう。ほうっておくと、もったいないですよ!

2020年の確定申告は2月17日(月)から3月16日(月)の間に受け付けられます。さほど難しい作業ではないので、めんどうがらずに申告しましょう。

手順は以下になります。

  • 寄付をした自治体から届いている「寄付受領証明書」を確認してください。手元にない場合は自治体に再発行の依頼をして下さい。自治体により、ふるさと納税申込完了日(自治体により寄付金入金確認日)から2週間~最長で2か月程度を要する所もありますのでご注意下さい。
  • 昨年度(2019年1月1日~12月31日)の源泉徴収票もしくは収入証明書を確認してください。
  • 還付税金を受け取る銀行口座番号(通帳)を確認してください。
  • 国税庁のホームページに「確定申告書等作成コーナー」ボタンがあり、画面の案内に従い作成します。自動計算してくれますので簡単に申告書が作成できます。
    https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
    ご不安な方は以下URLの動画をご覧ください。
  • 本人確認書類をご用意ください。
    マイナンバーカード(通知カード)か運転免許証(写し)など。
  • 確定申告書作成が完了したら、必要書類を添えて税務署へ提出してください。(郵送も可能です。)
    マイナンバーカードをお持ちであれば税務署へ行かずにe-Tax電子申請が可能です。

事前準備が必要ですのでご注意ください。

初めての方には少し戸惑いもあったかも知れませんが、来年からはスムーズに確定申告書の作成ができると思います。

また、2020年1月末をめどに、ふるさと納税専門サイト「さとふる」でも確定申告書の作成サービスが開始されます。こちらのサイトでは「2年目以降の住宅ローン控除利用者」にも対応するようですので大変便利ですね。

ふるさと納税の申し込みは1年を通していつでも可能ですが、ワンストップ特例は寄付先が5自治体までしか選択できませんので、6自治体以上の寄付をする方は確定申告が必要です。 寄付をしたあとは、特に「寄付受領証明書」の保管にはくれぐれも注意してください。

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