121.アメリカ金融政策転換後9回目、今年4回目の利上げ

『12月18日~19日に開催されたFOMC(金融政策会議)で事前の市場予想通り今年4回目の利上げを決定したよ。トランプ大統領は利上げを反対していたけど、中央銀行の独立性を貫いた格好だね。但し、2019年の利上げ見通しを3回⇒2回に減らし、2020年までには利上げ打ち止め。この見通しは景気減速感・停滞を示すので重要だよ。』

『まだアメリカの景気は良いの?』

『トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争の行方次第だね。特にアメリカと中国との関税交渉期限が来年3月までなので、決着するまでは予断を許さないよ。この事を受けてマーケットは今、世界の景気回復にブレーキがかかり、減速し始めたと予想する人達が増えて、世界中の株価に悪影響を及ぼしていて大きく下げ続けているよ。』

『アメリカが世界に与える影響はやはり大きいのね?』

『経済規模は世界一だし、貿易取引で使われる通貨は基本的に米ドルだし、そこにトランプ大統領の荒業がさく裂しているので、影響はものすごく大きいね。』

『これから何に注視すればいいの?』

『アメリカと中国の貿易戦争の行方、イタリアの財政悪化問題、フランスの政治力・求心力低下問題、イギリスのユーロ離脱問題、数えてみると先進国でも波乱要因は多い。その結果は日本の景気に大きく影響するので、これらの行方は全部見ないといけないよ。ただ、この波乱含みが続く間は日本の金利は上がりにくいね。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』