vol.22 消費増税前よりお得に!キャッシュレスポイント還元
使わなきゃ、もったいない。消費増税前よりもお得に! 子どももいずれは使うかも?
消費増税前の駆け込み需要は事前予想以上に多かったようですね。因みに私はキャッシュレス派なので、増税後に予定されていたキャッシュレスポイント還元に期待し、駆け込みはほとんどしませんでした。
消費増税前日のテレビ報道で、特に驚いたのはガソリンの給油で長い行列が出来るガソリンスタンドからの中継でした。実際に並んだ方には非難に聞こえてしまうかも知れませんが、その行列待機時間にどれだけのガソリンが消費されたのでしょうか。仮に普通車にレギュラーガソリン(1L=140円と仮定)を満タン(50L)にした場合、その増税分(140円×2%=2.8円)は1L分の140円程度(50L×2.8円)です。ちりも積もれば山となる精神は大切ですが、燃費の良い車でも行き帰りのガソリン消費もありますし、何よりガソリンの値動きは常なので、『駆け込み満タン』の労力をもったいなく感じました。
フランチャイズのガソリンスタンドでは増税後2%のキャッシュレスポイント還元も行われますので、クレジットカード等で支払えば増税分と還元分の差し引きはゼロです。
キャッシュレスに抵抗がある人も少なくないとは思いますが、このコラムを読まれている方の大半は恐らくスマホでご覧になっていらっしゃるかと思います。セキュリティが心配で踏み切れない方は、決済会社にもよりますが、不正利用された場合に保険で補償対応されるものを選択されると良いでしょう。増税後のキャッシュレスポイント還元を利用すれば、時間も実質価格も節約できます。この機会にご自身のスマホをキャッシュレス対応し有効活用してみませんか?
9月30日時点でキャッシュレス決済事業者は979社も登録されています。申請中の販売店は73万店を超え、既に登録された販売店は10月1日開始時点では50万店を超えたようです。(経済産業省発表の数値)
中小販売店にてキャッシュレスでモノを購入すると5%、フランチャイズ大手加盟店でも2%還元されます。大手運営スーパーや家電量販店は対象外なのでご注意下さい。
このマークのある販売店がキャッシュレスポイント還元の対象となります。
消費者還元対象期間:2019年10月1日~2020年6月30日
対象決済手段:クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードなど
経済産業省が実施しているポイント還元に独自に上乗せをしている決済事業者の還元内容をまとめてみました。
(注)決済事業者とこのコラム及びHanakoママを運営するマガジンハウスとは一切の関係や販売促進及び勧誘をしているものではございません。
決済事業者 上乗せ 期限 上限額
PayPay +5%(中小販売店のみ) 2019年11月30日 25,000円
URL: https://paypay.ne.jp/event/meti-20191001/
楽天Pay +5%(全販売店) 2019年12月2日 3,000円
URL:https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2019/1001_5percent/?scid=we_prt_188p_000
みずほ銀行 +20%(全販売店) 2019年12月15日 10,000円
(デビット)
URL: https://www.mizuhobank.co.jp/retail/campaign/wallet_cashback2019/index.html
JCB +20%(全販売店) 2019年12月15日 10,000円
(Apple Pay・Google Pay対象かつ登録可能対象カードへの入会が必要)
URL: https://www.jcb.co.jp/campaign/cashb20_1908.html
短期間ではありますが、かなりお得ですし、キャッシュレスに消極的だった方もスタートの良いきっかけになるのではないでしょうか。
我が家では子どものお使い時には原則現金を持たせて、モノを買う、お金を払う、おつりを自分で計算させる習慣を身につけさせていますが、利便性も鑑み電子マネーカードを持たせることもあります。電車は切符よりも電子マネーを使用した方が安くなりますし、現金とキャッシュレスの両方に慣れさせることも大切だと考えています。 長男にはいよいよ来年の高校入学時にスマホを渡す予定ですが、現金とキャッシュレスの使い分けを本人の意思で行って欲しいと思っています。引き続きキャッシュレス促進等で何らかのキャンペーンが開催された時には、少しでもメリットがある方を自らの選択でお得に使用してくれると嬉しいですね。