124.世界の景気に不安感

『7日に内閣府が発表した景気の動きを判断する景気動向指数は3ヶ月連続で下がった。中国経済が落ち込み、ヨーロッパも経済成長が鈍っていて、日本の景気も(下に向かうかも知れない)節目を迎えた感じがするよ。』

『貿易戦争の影響がジワジワと出てきたのね?』

『昨日8日はアメリカでも雇用統計の発表があって、非農業部門雇用者数は事前予想の18万人増に対し、なんとたったの2万人増にとどまった。アメリカ東海岸などで続いた降雪など災害の影響も大きかったが、貿易戦争から始まった景気の停滞が数字となって現れてきた。』

『貿易戦争の影響はやはり大きいのね?』

『アメリカと中国との関係が戻れば、その先にはヨーロッパ、そして日本に好影響をもたらす。裏返せば、アメリカと中国が、やはり世界の景気に大きな影響を与えるね。』

『景気はどうなるの?』

『まだまだ当面の間、貿易戦争の行方に振り回されるのが実情で、世界景気の不透明感が強くなり株価は軟調傾向に。この間、金利は上がらないだろうね。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』

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