111.日銀の決断、見方分かれる

『7月30~31日の2日間で日銀の金融政策決定会合が開催され、大規模金融緩和策が続けられることになった。しかし、長期金利はこれまでの倍の0.2%までは認める内容。』

『でも、まだ0.2%よね?』

『今回は、今後の金融政策見通しや方針を示すフォワードガイダンス(指針)を取り入れて、大規模金融緩和はまだまだ続けて、兎にも角にも物価が2%上がるよう努力し続けるとの内容。その中で長期金利の上昇をある程度認めて、これまでの金融緩和政策によって起こった副作用(金利が低すぎて利ザヤ超縮小=儲けが少ない)として代表的な金融機関経営の厳しさを少しは和らげる狙いもある。』

『それで、会合結果の見方が分かれたの?』

『エコノミスト、新聞、テレビも意見は分かれている。基本的に金融緩和策は変わらない!とする考えと、事実上金融政策の正常化に向けた判断だ!に分かれたよ。』

『どっちの意見をとるべき?』

『それは、これから見極めていく必要がある。なんだかんだ政治の力も働いているしね。9月の自民党総裁選挙の行方次第では、日銀の方向も変わる可能性がある。ただ、民間銀行は住宅ローン金利を今日から少し上げたよ。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』