105.アメリカの景気拡大はどこまで続くか

『昨夜、アメリカでは5月の雇用統計が発表され、マーケットの事前予想よりも大幅に良い結果となった。失業率は前月と比べて0.1ポイント改善され、なんと18年振りとなる3.8%、景気のバロメーターとして中心的な存在である非農業部門の雇用者数も事前予想の(平均値)19万人増に対して22.3万人増だった。』

『再来週明けの6月12~13日のFOMC(金融政策などを決める会議)では利上げされるかな?』

『マーケットは、昨日のこの数値の発表で次回FOMCでは利上げすると見る人が9割を超えているみたいだよ。』


『アメリカの景気拡大はまだまだ続きそう?』

『6月1日よりアルミ、鉄などの輸入の際の関税アップ実行がなされ、それを不満に感じた中国を筆頭に、EUやカナダも対抗措置を用意している。このままだと、貿易戦争が結果的にはアメリカの景気にジワジワとボディブローのように悪く効いてくるだろうね。』

『まだまだ不安要因がある訳ね?』

『トランプ大統領の今後の戦略はなかなか読めないけど、恐らく1国ずつ交渉を重ねアメリカに極力有利な取引となるよう協議していくだろうね。ただ、ヨーロッパでは、また不安の火種がくすぶっていて、イタリアは一旦落ち着いたけど、スペインでも政局が不安定になっている。イギリスに続いてEU離脱となりかねない危機が見え隠れしているよ。世界景気に不安の兆し有りだね。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』