98.予想通りの利上げのアメリカ、だが。。

『20日、21日の会合FOMCでアメリカ中央銀行FRBは政策金利を0.25%引上げた。マーケットが注目していたのは今年の利上げ回数だったのだけど、合計4回ではなく、これまで通りの合計3回を維持した。』

『これからどんな感じになりそう?』

『次の5月1~2日、その次の6月12~13日のFOMCで、インフレ率、失業率、特に時間当たり賃金の伸びを注視する必要があるよ。今年の利上げペースは、このまま3回か、4回に上がるかが当面は毎回焦点になるね。』

『利上げであることに変わり無い訳ね?』

『アメリカは2014年10月に金融緩和策を終了して、2015年末には政策金利を上げ、その後も金利を上げ続けている。そして今年も金利を上げ続けられるくらい景気は良くなっているよ。当面、この利上げ基調は続きそうだ。』

『日本の金利はどうなるの?』

『日銀黒田総裁が続投し、新たに2名の副総裁(リフレ派:デフレから脱却しながらインフレ率を最小限にすれば良い、余り金利を上げないと考える人達)の任命も国会で承認され、当面は大きな政策変更は無いと見る向きが多いよ。但し、アメリカの利上げ回数が増えた、ヨーロッパの金融政策が緩和から引締めに変わった暁には、日本円は円安になる可能性が高くなり、輸出企業は恩恵を受ける(利益が増える⇒景気が良くなる)傾向になるので、日銀は試練(超金融緩和継続が難しくなる)を迎えるかも知れないよ。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』