90.予想通り今年3度目の利上げを実施したアメリカ

『アメリカ中央銀行のFOMC(連邦公開市場委員会:金融政策を決める会議)で政策金利の利上げが決定されたよ。』

『マーケットはどう動いたの?』

『利上げは事前予想通りに実施されたけど、同時に発表されたコアCPI(消費者物価指数:生鮮食料品を除いた物価がどれくらい変化したか)の数値が予想外に伸びなくてね。それにFOMCによる来年2018年度の経済成長予想は上方修正したけど、利上げ予想は3回とこれまでの予測と変わらないので、来年の景気の行方を見守りたいと思った投資家が多かったようだね。2月にはアメリカ中央銀行FRB新議長が誕生するしね。金融政策に変化はあるのか!』

『それでそれで?』

『今回の利上げは事前予想の通りでサプライズ!はなく、物価の上昇がさほどではないことからマーケットは一旦、材料出尽くし(売買判断をする情報・材料が見つからない状態)感が強くなり、アメリカの長期金利(10年満期国債)の利回りはほんの少し下がった⇒日本の金利差が縮まり⇒ドル売り・円高で現在1ドル=112.70円台で取引されているよ。今朝の株式市場も静かな動きだよ。』

『これからどうなるの?』

『原油の行方も見逃せないね。ここ2ヶ月程度は日本でもガソリン価格が上がり続けたけど、最近少し落ち着きを取戻し、その価格は下がってきたよね。原油価格が上がるようだと日本の物価にも大きく影響してくる。原油や日本の物価の動きを見ていこう。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』