『現地7日に決まったフランスの新大統領は事前予想通りEUとこれまで通り仲良くしていこうとする中道派のマクロン氏の圧勝で、世界の金融マーケットは安定を取戻し、昨日はお隣、韓国でも北朝鮮と対話をして仲を戻すべきとする新大統領がムン・ジェイン(文在寅)氏に決まったね。日本経済への影響は大きくはないけど、慰安婦問題など韓国との関係修復には時間が必要な感じだね。』
『なんかずっと政治にからむニュースばかりね。』
『昨年11月のアメリカ大統領選挙から波乱予想もこなしながら時代が刻まれている感じだよね。』
『マーケットはどうなりそう?』
『次は来月6月8日にイギリスで(イギリス議会の下院:庶民院)議員を選び直す総選挙があるけど、これはEU離脱に向けて、現政権(メイ首相率いる保守党)が政治をもっと進めやすくするためだし、現段階では波乱にはならない予想をする人が多いね。』
『それでマーケットは今何に注目しているの?』
『やはりアメリカ経済の行方だろうね。来月6月の利上げ期待が高まっていて、利上げ実施確率の予想は先週68%⇒今週81%に上がっているらしいよ。日本の金利が上がらないなら、金利差拡大⇒円売り・ドル買い⇒円安⇒株高⇒長期金利上昇の可能性が高くなるね。』
『やっぱりマーケットから目が離せないわね!』