76.セルインメイ(Sell in May:株は5月に売れ)

『5日発表の4月のアメリカ雇用統計(非農業部門雇用者数)は事前の市場予想(予想平均18.5万人増加)を大きく上回って(21.1万人増加)、FRB(アメリカ中央銀行)が目標とする失業率(目標5%以下)も前月の4.5%から0.1%下げ4.4%となり、雇用環境は大変良くなりつつあることを裏付けたよ。』

『この指標を見るうえで重要だと説明してくれた平均時給も増えたの?』

『するどいね!平均時給の伸びは前年並みで、前月から比べると0.1%減って2.5%の増加と少し足踏み状態。勢いには欠ける感じかな。』

『マーケットはどうなりそう?』

『2日~3日に行われたFOMCで金融政策に変更はなかったし、北朝鮮情勢はまだまだ予断を許さないことと、7日に予定されているフランス大統領決戦投票の行方を見守ることが重要視されて様子見ムードが強いよ。

EUとこれまで通り仲良くしていこうとする中道派のマクロン氏か、イギリスのようにEUからは離れるべきと考える極右派のルペン氏との一騎打ちは、昨年11月、アメリカ大統領選で経験したように最後まで目を離せないよね。』

『現状の予想はどうなの?』

『今のところマクロン優勢だとの報道が多いけど、「かくれトランプ」ならぬ「かくれルペン」もそれなりにいそうだよ。例年株式市場において、5月には色々な理由で売られることが多いけど、もしルペン氏が勝ったら、EUからのフランス離脱⇒EUの崩壊が連想されて、株式市場だけでなく各市場で混乱が起きるだろうね。』

『7日のフランス大統領選の行方から目が離せないわね!』

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