71. 日米首脳会談終了後のアメリカFRB(中央銀行)の強気発言

昨日アメリカ中央銀行FRBイエレン議長は議会証言で、今年の政策金利の引上げに前向きな発言をしたよ。今年3回の利上げ予定はあるものの、市場の予想では早くても6月。それが、景気の良し悪しを判断する各種指標次第では、来月3月も利上げの可能性はあると言ったよ。

それを受けてマーケットは動いたの?

現地10日、11日に行われた安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談では、事前に心配されていた為替円安誘導懸念や、日本製自動車のことには何も言われなかったよね。それも受けて、更にイエレン議長のこの発言で、日本とアメリカの金利差拡大予想から、円を売ってドルを買う動きが活発になり、今も114円台半ばで取引されているよ。

日銀はホッとしているよね?

日本国債の保有割合が40%を超えた日銀としては、手詰まり感が強いなか、相当大きな好影響を受けたよね。

でもトランプ大統領は言うことがコロコロ変わるから心配よね?

トランプ大統領の発言だけに一喜一憂せず、世の中全体の動きをよく見ていくことが大切だね。人生を過ごす上で、金利の動き・世の中の動きを知ることは人生全てに通じるので、これからもしっかりと情報を配信していくよ。

ますますマーケットから目が離せないわね!

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