トランプ次期大統領の経済政策から予想される市場の動きでは、アメリカの長期金利が上がり続けていて(米国債10年満期利回り=選挙前1.7%程度⇒昨日2.3%程度)、世界各国の長期金利にも影響を与えているよ。
日本も?
マイナス金利導入後、マイナス圏で取引されていた日本国債10年満期利回りはプラスに転じているよ。このまま放っておくと住宅ローン金利などにも影響するので、長期金利が上がりにくくなるように、指値オペと言う更なる金融緩和策を打ち出した。
何それ?
予め決めた利回り(取引する国債の指値価格)で銀行など金融機関から国債を買い取ること。つまり市場利回り(金利)が上がりにくくなるように制限なく買い取る政策。そこに昨日アメリカFRB(米国中央銀行)イエレン議長は、アメリカの景気が順調で12月13~14に開く会議(FOMC)で政策金利を上げる可能性が高まりつつあるとの発言をしたので、より一層の金利差拡大が予想され、現在為替は1ドル110円を超える円安で取引されているよ。
ずっとマーケットから目が離せないわね!