62. 日銀金融政策変わらず

昨日と今日行われた日本銀行による金融政策決定会合では、市場の事前予想通り、現状政策のままで長短金利操作(イールドカーブコントロール)付き量的・質的金融緩和を続けることを決めたよ。

何も変わらないの?

政策金利はマイナス0.1%、住宅ローンなどを決める材料となる長期金利の指標である10年満期国債の利回り(金利)をゼロ程度に操作することを続けるにとどまったよ。変わったのは2%の物価上昇目標の達成時期を2017年度中から2018年頃と表現をぼかして先送りした。

住宅ローン金利はどうなったの?

先週までの市場金利の動きを見て、先に民間金融機関は、多数が10月とほぼ変わらずで、フラット35の住宅金融支援機構は1.03%(20年超、融資比率9割未満)と10月1.06%から0.03%下げたね。 市場は今月4日のアメリカの雇用統計や8日(現地)に投票を控えているアメリカの次期大統領選挙の行方を見守り、現状では12月13~14日開催のFOMC(連邦後悔市場委員会)で利上げするとの見方が強まっているのでアメリカの動きには要注目だね。

ますますマーケットから目が離せないわね!

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