48. 景気減速か。3月短観(日銀が四半期ごとに発表する、今の景気がどんな具合かを示す調査結果)半年ぶりの悪い結果。

景気減速か。3月短観(日銀が四半期ごとに発表する、今の景気がどんな具合かを示す調査結果)半年ぶりの悪い結果。

今朝発表された短観の内容は想定以上に悪い結果だと見る専門家が多いよ。やはり来年の消費税引き上げも難しくなったかも知れないね。今日の株式市場は将来の景気減速懸念から大幅に売られたよ。

気になる金利はどうなの?

公的金融機関より借りる住宅ローン金利(フラット35)は史上最低をまたもや更新し4月の新金利は35年固定(融資比率90%以下)で1.19%と3月の1.25%より0.06%引き下げた一方、民間金融機関の中で大手メガバンクは反対に引上げたよ。

 金利の見通しに違いがあるのね。

公的機関の金利判断はある程度機械的に現在の市場金利を反映して決定されているのに対し、「キャンペーン終了」などと言っているけど、要するに民間機関は儲けを考えた経営的な判断が入る訳だね。また日本時間の今晩21:30頃にはアメリカで雇用統計の発表があるので注目だよ。事前予想の非農業部門雇用者数の中央平均値は20万5,000人(ブルームバーグより引用)。予想より低ければ(悪い)為替は円高に動く可能性が高く、その場合、週明けの株式は更に下げて、金利は益々上がらない環境が強くなるね。

今晩の結果からも目が離せないわね!

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