130.予想通りの利下げだが

『世界中で景気減速が見られ、昨日アメリカ中央銀行は事前予想通りの利下げを行った。下げ幅は0.25%と保守的な下げにとどまった。』

『マーケットはどうなったの?』

『市場は0.5%引き下げの深堀りも、ある意味期待していたけど、先日のサウジアラビアの油田など中枢施設への攻撃による石油の供給懸念から連想されるインフレもあり、軟着陸した感じの引き下げにとどまったと考えて良いと思うよ。』

『どういうこと??』

『今、アメリカの景気の見方は真っ二つに分かれていて、トランプ大統領は世界の先進国はマイナス金利を利用し自国通貨安に懸命なのだから、アメリカも金利を大幅に引き下げるべきだ!と発言を続けている。でも一方、アメリカの雇用は相対的に安定していて景気後退はあくまでトランプ大統領が引き起こした貿易戦争の結果であり、来年の大統領選の行方次第では軌道修正の可能性もあり、様子見ムードも強い。』

『これからどうなるの?』

『日本の立ち位置が難しいね。日銀は更なる金融緩和を目論んでいるようだけど、ユーロはマイナス金利の深堀りを先行し、もしアメリカ中央銀行も強硬に引き下げに転じたら円高は免れない。円高→株安を避けたい訳。日銀の決断の行方には目を離せないね。』

『やっぱり、世の中の動きから目が離せないわね!』